色は違いますが、約35年前の専門書で同手の布を見付け、8枚目に画像を追加しましたので、参考になさってください。元はこのような布の中央部左端の端裂です。解説にあるコトガダンは、西スマトラ州 パヤクンブ市 コトガダン村で、ミナンカバウの文化が色濃く残っている地域です。Turn of the 20th century(20世紀の転換期、つまり19世紀末から20世紀初め)とあり、木綿と絹の他に繊維素材も使われているようです。6枚目アップ画像で、中央部に他の木綿糸より明らかに細い、ヨコ糸で2列に織り込まれているのが、おそらく繊維素材(パイナップル繊維)でしょう。あまり残っておらず、手間のかかる高い技術で織られた布です。