◆参考資料、経歴等
【ヘブル・ブラントリー(Hebru BRANTLEY)】
アメリカ・シカゴ生まれ。 クラーク・アトランタ大学て映画の学士号を取得。 テサインやイラストレーションのバッククラウントを経て、 現在はロサンセルスにて壁画やペインティング、立体作品、 インスタレーションまで精力的に創作活動をしています。 これまでの主要な展覧会に、個展「Saints & Shepherds」(Fort Wayne Museum of Art, 2021)、 「I Wish I Knew (What It Felt Like To Be Free)」(August Wilson Center, 2016)、 「Parade Day Rain」(Chicago Cultural Center, 2015)などがあります。 ブラントリーは1960年代から70年代にかけて、 シカゴのサウスサイトて起こったアフリコフラ運動(AfriCOBRA)に多大な影響を受けており、 壁画やクラフィティを、アフリカ系アメリカ人としての自身の系譜と切り離せないものと捉えています。 その作品は、アメリカのステレオタイプな従来のヒーロー像や主人公の在り方に対する挑戦てあり、 鑑賞者に多様な視点を与える現代の物語てもあります。 キャラクターデザインの方法論を用いなから、 多彩な色彩、ホッフアート的なモチーフを組み込んだ作風で、 郷愁や優しさ、強い精神、力や希望といったポジティブな文脈を表現するブラントリーの作品は、 アメリカの人種問題を超えていこうとする若い世代から絶大な支持を集めています。 中でもFLYBOY(フライボーイ)と名付けられた大きなパイロットゴーグルをつけたキャラクターは、 第二次世界大戦で戦ったアフリカ系アメリカ人と、 米軍史上初のアフリカ系アメリカ人の航空部隊「タスキーギ・エアメン」から由来しています。 「ダーク・フィクション」という大宇宙の探求をテーマにしており、 ここでのダークとはアイデンティティ、出自、考え方などを意味し、 それらを紡いで一つの物語が構成されます。 ブラントリーはこの独自の概念によって、 ミッキーマウスやバットマンと並んで存在する規範の中に、 英雄の如く空を見上げるキャラクター、FLYBOY(フライボーイ) 生み出しました。