こちらの、Gibson「 SG Pro」は1971年から1972年に製造されたエレキギターです。
1971年に製造が中止された”SGスペシャル”の後継機種と位置付けされたモデルとなっています。
ウッド・マテリアルなどは従来の”SGスペシャル”と同一で、ローズウッド指板やそこに入れられたドット・ポジション・マークに変化はありませんが
同時期に登場した”SG”シリーズや仕様変更した”SGカスタム”と同様にピックガードにはシングル・カッタウェイ期の”レスポール”スタイルに見られたような三角状をしたタイプを採用し、スイッチやコントロール並びにジャックは、半月形のコントロール・プレートを介してボディの表側から装着されています。
ピックアップは従来と同じく”P-90”シングルコイル(ソープ・バー)スタイルで、その装着方法はエスカッション・マウントとなっています。
ピックアップカヴァーは同時期にラインナップされていた同社製のモデルの大半で見られた「Gibson」のレリーフ入りタイプが装着されています。
トレモロ・ユニットは、従来のギブソン・オリジナル”ショート・ヴァイブローラー”に代り、ビグスビー”B5”が標準装備されています。
但し、こちらの商品は一度、1975年に渋谷のESPにてリペアし、テールピースタイプに変更しておりましたが、現在は元の”B5”に戻しています。
その時のボルトアンカーがそのままボディに残っています。
また、その際に、ペグはシャーラータイプのものに変更しており、それはそのままにしています。
トラスロッド・カバーは取付けネジ穴部分で割れたので、接着剤にて補修しています。
また、リアピックアップのネジがオリジナルでないものが付いています。
1971年から1972年製造ということで、ボディやネックなどに擦り傷や、汚れなど使用感はあります。ネックの反りはありません。
オリジナルのケースかどうかは不明ですが(ケース表面の左下に薄くGibsonの文字跡が残っています)ハードケースが付属しています。
リペアの際に取り付けたことのあるテールピースと、オリジナルのペグも付属していますが、部品が一部、足りないものがあります。
出力端子や、ボリューム、トーンには接触不良などもなく、正常に動作しています。