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■ なぜ "四角い" のか ── 小さな出世物語
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そもそもこの Klippe(クリッペ)と呼ばれる四角いコイン、
ルーツは中世ヨーロッパの "戦時下" にあります。
城が敵に囲まれ、いますぐ通貨が必要となった籠城戦のさなか、
「丸く打ち抜く時間も惜しい!」という切実な事情から、
金属板を四角いまま打刻したのが始まり、と伝えられています。
いわば、急場しのぎの "戦時マネー" でした。
ところが時が流れ、平和な時代を迎えると、
この素朴な四角形に、なぜか格式が宿りはじめます。
祝祭・記念・贈答 ── 特別なシーンのために
"あえて四角く" 打造される、礼装フォーマットへと出世しました。
本品もまさに、その系譜に連なる一枚。
戦時の急場しのぎではなく、
平和なニュルンベルクが誇りを込めて打造した、
"晴れ着姿の角型金貨" です。
苦難の時代から、晴れ舞台へ。
小さな四角の中に、意外と熱い歴史が眠ってます。
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■ コンディションについて
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NGC鑑定 MS66。未使用品の中でも、上位クラスの評価です。
325年もの時を経てなお、
黄金色のラスターはみずみずしく、
小さな盤面のディテールも鮮やかに残っています。
長い旅路を経てきたコインとは、到底思えません。
「ずっと誰かに大切にされてきたんだろうな」と、
手に取るたびに、しみじみと感じる一枚です。
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■ こんな方におすすめです
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◎ 欧州古金貨・ドイツ諸邦のコインを集めておられる方
◎ クリッペ(角型コイン)の造形美と歴史に惹かれる方
◎ 小型金貨・分数ダカットがお好きな方
◎ コレクション棚に "羊さん枠" を空けてお待ちの方
◎ 「小さいのに本気」なものに、つい弱い方
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325年を旅してきた、小さな金の羊さん。
次のおうちを、静かに待っております
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<スラブケースの状態について>
スラブケースには微細なスレやキズが見られる場合がありますが、
これはコイン本体の鑑定結果やグレードには影響いたしません。
あくまで保護ケース表面の状態であり、
コインの価値や真贋には問題ございませんのでご安心ください。
<返品・返金について>
商品にご満足いただけなかった場合は返品を承りますので、
安心してご入札ください。
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