● 開高健 青春の闇 向井敏 戦後間もない焼跡の大阪 17歳の開高健と泡立つ青春 伝説の同人雑誌時代を始め彼の文壇デビューまでを回想する

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自宅保管の品です。中身は大変美品ですが30年前と古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。画像にもありますように、背表紙上部に薄く剥がれがございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。

開高健: 青春の闇 向井敏

戦後間もない焼跡の大阪。17歳の開高健とその周辺の泡立つ青春。伝説の同人雑誌時代をはじめ、彼の文壇デビューまでを回想する

ナイフで削いだようにざっくりとこけた頬に翳を溜めた、背の高い少年。口数少なく、教室の片隅で息をひそめていた男…。開高健十七歳の肖像描写に始まるこの物語は、戦後文学に比類なき異才の誕生と、その周辺に泡立つ青春の野心と焦燥を、臨場感あふれる文体で描きだした。これぞ、亡き友にたむける渾身の回想記である。

目次
夜はいつ明けるか
沖を夢みる
いくつもの山いくつもの河
夢の渚で

レビューより
開高マニアなら読んでおきたい1冊
文句なしに面白かったです。  就寝前の寝酒ならぬ寝本は、いつ眠くなっても任意のページで終われるように、最近ではプロ釣り師のタックルボックスの中味の写真を集めた本、若しくは東海林さだお、又は池波正太郎の食エッセイが多いのですが、本作に関しては、勿体ないからゆっくり味わおうと思いつつも2晩とかからず読了してしまいました。向井氏の文章は文庫の解説以外に眼にしたことはなく、開高健の友人で稀代の書評家という程度しか存じ上げなかったのですが、爽やかでそれはもう実に気持の良いものでした。


数々の小説を発表して世間の注目を浴びた開高健。辿り着くまでの苦難の道のりを高校の同級生でもある評論家の著者が、友人ならではの目線で描く。彼の出世作「パニック」は、たまたま目にした新聞記事から着想を得て、本を買う金が無いので、昼休みに日本橋丸善で資料を立ち読み、専門知識を記憶して書かれたとのこと。昔読みましたが確かに内容以上に迫り来るものがあり衝撃的でした。再度開高健ブームが来そうです!オーパ!

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