茶色の塩釉薬を使用した、オリジナルのトービー・ジャグは、1760年代にスタッフォードシャーの陶芸家らによって開発され普及した。それは、オランダで産出された、同様のデルフトのジャグの開発であると考えられている。同様のデザインは、他の陶器によって、最初はスタッフォードシャー、それからイングランド、そして最終的には他の国々で、作られた。ポール・ゴーギャン作の『Jug in the form of a Head, Self-portrait』(1899年)は、画家からの珍しい例である。
「トービー・ジャグ」という名前の由来については、競合する複数の説がある 。1つは、シェークスピアの劇 『十二夜』の中の、酒に酔った陽気な登場人物サー・トービー・ベルチ(Sir Toby Belch)にちなんで名づけられたというもの。もう1つは、悪名高い18世紀のヨークシャーの酒飲み、ヘンリー・エルウェス(Henry Elwes)にちなんで名付けられたというもので、ヘンリー・エルウェスは、「トービー・フィルポット」("Toby Fillpot")(またはPhilpot)として知られ、古い英語の飲み物の歌 "The Brown Jug"で言及され、その人気のある韻文は1761年に最初に出版された。