「Whatever」は、オアシスのデビュー・イヤーを締めくくるクリスマス・シングルとしてリリースされた曲で、UKシングル・チャートで最高3位を記録。バンド解散後の2010年にリリースされたベスト・アルバム 『Time Flies...1994-2009』 に収録されるまで、どのアルバムにも入ったことがなかったにもかかわらず、今でもオアシスを代表する名曲の一つとして愛されている。「お前は何にだってなれる、声に出せばどんなものにだってな(Free to be whatever you, Whatever you say if it comes no way, it's alright)」 という強いメッセージは、世代や時代を超えて多くの人に生きるエネルギーを与えると同時に、名曲にさらなる深みと感慨を与えるものとなった。晴れやかなストリングス・サウンドの美しさともあいまって、デビュー・イヤーにこの曲がオアシスをより幅広い層に伝えたと言っても過言ではない。つまり、2nd 『(What's the Story) Morning Glory? (邦題:モーニング・グローリー) 』 (1995) での大爆発はこの時点ですでに約束されていたと言える。